ピータパンかもしれない

ゆとり世代のOLです。多趣味です。子どもになりたい。

小学生の頃からTHE BLUE HEARTS(ブルーハーツ)を愛す、わたしが選ぶおすすめベスト5

THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)が大好きなぺーたーです。

皆さんご存知だとは思いますが、THE BLUE HEARTS(以下ブルーハーツ)は1985年〜1995年の約10年間活動した伝説のパンクロックバンド

 

YOUNG AND PRETTY


活動期間は10年ですが、今なお多くのミュージャンに影響を与えています。
また芸能界にも数多くファンがいるバンドでして、

ビートたけしは自分が嫉妬した人物としてボーカルの甲本ヒロトを挙げています。

老若男女に愛されるグループなんですね。
もしブルーハーツの名前を知らなくても、今なお色々なCMの曲に起用されてますので、曲自体は絶対聞いたことあるはず!

私の親は全アルバム・全ライブビデオ揃えるほどのブルーハーツの大ファンでして、

その影響で小学生の頃からブルーハーツを聴き込んでおります。
学校から帰ってくると大音量でブルーハーツがかかってるんだから、

好きになるに決まってますよね(笑)


今回はそんなブルーハーツの英才教育を受け大抵の曲を聞いているわたしが、

数ある名曲の中から特におススメしたい曲を紹介いたします!

ブルーハーツをこれから聞こうと思ってる人」

「既に聞き込んでいる人」
どんな人にも納得してもらえる選曲になってるはず!

それでは、どうぞ!!

 

 

僕の右手

この曲を初めて聞いたのが小学校2年生の頃でした。

「僕の右手」はその頃からずっとお気に入りで思い入れのある1曲です。
この曲は曲中に何度も「僕の右手を知りませんか?」というフレーズが出てきます。

「右手」はストレートに「体の一部である手」を意味するんだろうか?
それとも何かの比喩なのだろうか?
私は小さい頃からずっと「右手」には何かしら別の意味があると思い、

探し続けていたのですが、ここ最近やっと自分なりの答えを見つけることができました。

僕の右手を 知りませんか?
行方不明になりました
指名手配のモンタージュ 街中に配るよ
今すぐ捜しに行かないと
さあ 早く見つけないと
夢に飢えた野良犬
今夜 吠えている

 タイトル:僕の右手 作詞:甲本ヒロト

 
社会人になり自分の夢が分からないまま
夢中になれるものが見つけられないまま
ただ生きる為に何となく毎日をやり過ごしている。
そんな心境でこの曲を聞いた時、
「右手」=「自分の中の大切なもの・譲れないもの」

という解釈が自分の中で生まれました。


「右手」がないと人間の生活はとても不便です。

やりたいことも思うようにできない。
誰にとっても大切なものです。
だから「僕の右手」とは「右手のように自分にとって大切なもの」

を意味してると受け取れます。

「右手」は物質ではなく、魂だと思います。
そう思ってこの曲を聞くと今までとは違った印象になります。
(いきなり暗いノリですみませんw)

まあこの考えは私が勝手に思っただけなので、

もしかしたら全然違うかもしれません。
単純に「そのまま体の一部である手」を指してるかもしれません。
それでも、この歌を聞くと思わずにいられません。

「僕の右手を知りませんか?」



ロクデナシ

 

「ロクデナシ」は上手い具合に世の中とやっていくことができない人。
自分の心を押し殺しまともにしてるけど、社会に中指を立て続けながら生きている人。
この社会に馴染めない、そんな人に是非聞いてほしい曲です。
これぞパンクロック!って感じの1曲で、ストレートなメーセッジはまじで痺れます。

役立たずとののしられて 
最低と人に言われて 
要領よく演技できず 
愛想笑いも作れない

タイトル:ロクデナシ 作詞:真島昌利

 

いや〜この冒頭聞いた時は本当にグッときました。
「自分のことを歌ってる!」って共感した人少なくないよね??

「ロクデナシ」はブルーハーツから社会の弱者へ向けた応援ソングだと思ってます。
「愛想笑いできなくても、人に馬鹿にされても、劣等生でもいいじゃないか。
それが駄目だというなら、そんな世界には蹴りを入れてやれ」

と励ましてくれるブルーハーツ
こんなこと言ってくれる人今までいなかったな〜

「愛想笑いできない」のも、「要領よく演技できない」のも普通じゃないんだ。
「大人になりきれない子どもなんだ」と自分を責める気持ちを何処かに持ってしまうもの。
でもロクデナシを聞いてると「〝面白くもないのに、愛想笑いなんかしてられるかよ″と思ってる今の自分で良いんだ」と思えます。
ブルーハーツの曲はいつだって弱者に優しいのです。

 

 

歩く花

「歩く花」はパンクロック感が薄いという意味では

ブルーハーツの中でも取っつきやすい曲ですね。

個人的にこの曲は小学生に聞いてほしいですね〜!
(小学生このブログ絶対見ないけど)
小学生が聞いても全然気にいると思うんですよ。

歌詞は可愛らしいし、メロディーは「ドラムバンバン!ギターギャンギャン!」って感じでないので馴染みやすいし。

わたしが小学生だった頃、周りに誰もブルーハーツを好きな子がいませんでした。
周りの子はみんなモー娘。が大好きな時期でした。
モー娘。はもちろん大好きだけど、ブルーハーツも好きな私は
「ねぇねぇ、ブルーハーツ知ってる?」と
クラスの子に話しかけてみるも、
いつも「知らない」と言われ、密かにガッカリしてたのを覚えています(笑)
あの時に「ブルーハーツ好きだよ!」と言ってくれる子がいたら一生の友達になってただろうな〜

そんな気持ちも込めて、この曲をぜひブルーハーツ入門として小さいお子さんに聞かせてほしいです。

今日からは 歩く花 
根っこが消えて 足が生えて 
野に咲かず 山に咲かず 
愛する人の庭に咲く

タイトル:歩く花 作詞:甲本ヒロト

 

小さい頃この曲が家で流れると愛する人の庭に咲く」の所で

お母さんの方にワーと寄っていってました。
我ながらかわいいなw

ブルーハーツの歌詞は決して良い子ちゃん向けのものではありませんが、
「歩く花」は歌詞が全体的に可愛らしく、

その中にもメッセージ性と優しさがある素敵な曲です。
小さい子も絶対気にいると思うので、ちょっと聞かせてみて下さい!(圧)

 

 

ブルーハーツより愛を込めて

ゆっくりなテンポで紡ぎ出される「ブルーハーツより愛を込めて」
尺が約2分とかなり短いですが、短い中に強いメッセージが込められている曲です。
個人的には学生に聞いてほしいと思います。
きっと心に何か残ります。

鉄砲も兵隊も 
政治家さえもいらないよ 
君たちが望むのは 
自由だけでいいよ
タイトル:ブルーハーツより愛を込めて 作詞:甲本ヒロト

 

ただの綺麗事かもしれないけど、その綺麗事を本気で願って歌に込めている。
私はいつまでもこの詩に共感する人間でありたいと思っています。
青い真っ直ぐな心を忘れさせずにいてくれる、ブルーハーツらしい1曲です。

 

 

人にやさしく

最後は大好きなこの曲ー!!
香取慎吾主演で「人にやさしく」という同タイトルのドラマが、

2002年に放送されていましたから知っている人も多いんじゃないでしょうか。

CMにも何度か起用されています。

人にやさしく [レンタル落ち] (全4巻) [マーケットプレイス DVDセット商品]


この曲の良さはアレコレ語る必要がありません!

聞いたことない人は今すぐ聞いて下さい!聞けば分かるから!!

「人にやさしく」にはブルーハーツの優しさが最大限に詰め込まれてます。

 

やさしさだけじゃ 人は愛せないから 
ああ なぐさめてあげられない 
期待はずれの 言葉を言う時に 
心の中では ガンバレって言っている

タイトル:人にやさしく 作詞:甲本ヒロト

 

ブルーハーツの曲って何でこんなに優しいんだろう。
辛い時、もう全てを投げ出したくなった時、

「人にやさしく」に何度励まされたか救われたか分かりません。

ヒロトマーシー*1も自身が本当に大変な思いや辛い思いを味わってきた人たちなんだろうとブルーハーツを聞くたびに思います。
人の痛みが分かる人間じゃないとこんなに優しい歌詞書けないもん。

本当にこの2人は天才です。

 

 

おわり

以上が「小学生の頃からブルーハーツを愛す、わたしが選ぶおすすめベスト5」です!
いかがでしたでしょうか。

今回紹介した曲以外にも「リンダリンダ」「TOO MACH PAIN」「ラブレター」「夕暮れ」「終わらない歌」などなど、まだまだ紹介したい名曲がブルーハーツには溢れています。

ブルーハーツを是非1度聞いてみて下さい!!

 

 

 



おわりっ!